【青年部活動】
毎月、鍼灸臨床講座開始前の10時〜12時までの間、鍼灸学校の学生を中心に、卒業して間もない有資格者などが参加して運営しています。参加者の学びたい意欲を尊重して毎回のテーマを決め、講師を呼んでの講演などを開いたり、実際に手を動かしての練習を行ったりしています。
また、講座前の定例の集まりだけではなく、鍼灸部会フィールド活動の参加などにも積極的に参加し、臨床の現場の空気を、より実践に近い形で体感する試みも行っています。
最初は「学びたい」ことが何なのかもわからない人。ただ何となく今のままじゃ不安と思っている人。そんな方々でも、参加していく中で意識の高まりを感じ、自然と疑問点が沸いてきて、それを解決しようと自分が動き出す。そんな集まりがこの青年部です。最近の学生には見られなくなってきている自学自習の精神は、この集まりの中でちゃ〜んと息づいています。つまり、最後まで「お客さま」のつもりで参加するんじゃぁ、実りはありませんゾ!・・・ということです。
ちなみに、青年部といっても年齢は問いません。「あっしゃぁ、まだまだヒヨッ子よ!」という威勢のいい方、お待ちしております。
参加条件:鍼灸部会会員(ただし5月〜7月までは鍼灸臨床講座受講生に限りお試し参加可能)
【症例検討会】
鍼灸の有資格者を対象に、鍼灸臨床講座開始前の時間を使って、症例検討会を行っています。これは普段治療する中で、情報を共有した方が良い症例を発表したり、治療がうまく行かなくて悩んでいる症例を発表しあい、参加者みんなで解決方法を考えたり、先生からのアドバイスを聞いたり、みんなでディスカッションをする集まりです。
実際に治療をするようになると、なかなか人の治療方法を知る機会も少なくなり、また自分の治療の問題点を指摘してもらえる機会がなくなるものです。
症例検討会では鍼灸の経験年数は関係なく、みんなで知恵を出し合って、よりよい治療を目指していこうとしています。
参加条件:鍼灸の資格保持者で鍼灸部会会員