≫入口 >トップページ >鍼灸部会の活動内容 >古典研究会・医古文研究会

 

【古典研究会】

 日時:毎月第3日曜日 午前中(平成24年度の詳細日時は後日公開予定)
会場:おおとり会館
参加資格:新医協鍼灸部会会員
会費:無料

 

1.古典研究会とは?
中国伝統医学に関係する古典を鍼灸臨床においてどのように活かしていくかを学んでいく研究会です。現在は主に鍼灸治療の原典である『素問』『霊枢』の原文を研究会のメンバー持ち回りで読んでおります。聴講のみの参加も可能なので、興味の有る方は是非ご参加下さい。

 

2.なぜ原文を読むのか?
現在、『素問』『霊枢』は現代語訳のものも出版されていますが、古典研究会では原文を読んでいきます。 なぜわざわざ原文を読むのかといいますと、古典とはその古代語という性質上、難解な個所が少なくないので、人によって解釈が異なり、すでに他人の解釈が入った現代語訳のみを読むことは、原典の意図をより正しくつかむためには適当ではないからです。


古典を本当に正しく理解するというのは、作者がすでに亡くなってしまっているので不可能なことかもしれません。だからといってデタラメに文字の解釈をして読むわけにはいかなく、できる限り正しく読まなければなりません。一般の方が教養のために医学古典を読むのならば、原文をより正確に読むという必要はないですが、専門家がそれを参考にして臨床を行うために読む場合は、様々な歴代の注釈や、医古文の知識などを用いて原文を読まなければならないのです。

3.医古文
医学古典の大部分は漢文で書かれており、現代人はすでに簡単にに読むことができなくなっています。また、古い書物では長い年月の間に言葉の変化が起こり、漢文の文法を理解しているだけでは正しく解釈できないということもあります。さらに、書物が伝承する過程で、誤植、誤記等が発生し、校正や再編纂を経て、原本の形を忠実に伝えていないものもあります。その他に、中国古代の文化と現代日本の文化の違いも頭に入れて読まなければなならない、という問題もあります。こういった問題を解決するための学問が医古文です。


医古文とは、その名の通り、古代の医学書籍を読む力をつけるために設立された学科です。その医古文の意義と目的は、医古文を学ぶことで上述の問題を克服し、古代の医学書籍より先人の残した医学理論と思想を正しく受容し、それを批判的に継承し、発展させていく、ということです。
医古文といってもその対象は漢文ですから、わかりやすく言えば、一般に言う語法学、文字学、音韻学、訓詁学、校勘学、版本学等の知識を用いて医書を読むということです。古典研究会ではこういった医古文の知識を活かして読書会を進めていきます。


医古文は専門的な知識であるため、新医協鍼灸部会では、古典研究会とは別に下記の医古文講座を設け、基礎的な所から漢文読解法を学ぶこともできます。

 

 

 

【医古文研究会】

 参加資格:新医協鍼灸部会会員
 年会費:10,000円

 

1.医古文研究会とは
医古文研究会は医学古典を読むための基礎知識を学ぶ講座です。医古文とは、その名の通り、古代の医学書籍を読む力をつけるために設立された学科です。その医古文の意義と目的は、医古文を学ぶことで下に挙げたような医学古典読解の際に生じる様々な問題を克服し、古代の医学書籍より先人の残した医学理論と思想を正しく受容し、それを批判的に継承し、発展させていく、ということです。

 

2.医学古典をどう読むか?
医学古典は漢文で書かれており、現代人はすでに簡単にに読むことができなくなっております。また、長い年月の間に言葉の変化も起こってしまい、漢文の文法を理解しているだけでは正しく解釈できないということもあります。さらに、書物が現代まで伝わる過程で古典は再版を繰り返されるのわけですが、印刷技術のない時代などでは誤植、誤記等が多く発生したり、校正や再編纂を経て、原本の形を忠実に伝えていないものもあります。その他に、医学古典は中国古代に書かれたものなので、中国古代の文化と現代日本の文化の違いも頭に入れて読まなければなならない、という問題もあります。こういった問題を解決するための学問が医古文です。


医古文といってもその対象は漢文ですから、わかりやすく言えば、一般に言う語法学、文字学、音韻学、訓詁学、校勘学、版本学等の知識を用いて古医書を読むということです。医古文研究会ではこれらの知識の基礎的な所を学んでいきます。

 

医古文研究会の講座資料は下記のサイトからダウンロードできます。(ただし受講者のみ)

医古文講座Eラーニングサイト

 

≫トップページに戻る