鍼灸治療を基礎から学ぶ。新医協の鍼灸臨床講座について

鍼灸臨床講座

わたしたちは昭和58年から毎年「鍼灸臨床講座」を開催しています。鍼灸学校では学ぶことの難しい一貫した臨床技術を学びます。鍼灸学校生、鍼灸師、医師その他の医療関係者であればどなたでも参加することができます。

伝統鍼灸・古典理論を学ぶ

昭和58年から毎年行われている当鍼灸臨床講座は、日本伝統鍼灸(古典的鍼灸)を追求し、古典理論を重視した病因・病証に基づく脉診、https://shinikyo-shinkyu.com/class/?preview=true腹診、背候診などの診断の方法、及び撚鍼による刺針の手法について学びます。また、鍼灸学校では学ぶことの難しい一貫した臨床技術を身につけるために設けられています。

当講座は基本を非常に重要視し、痛くない体に優しい治療を目指しています。身体の触り方やツボの取り方など、学校では軽視されがちな内容も詳しく指導し、どのような病態にも対応できる技術の習得をモットーとしています。他の勉強会のような派手さはないかもしれませんが、基本をしっかり習得することで、後でかならず大きな力となります。当講座の出身者に独立開業者が多いことでもそれは証明されています。

少人数制で基本をしっかり身に付ける

前半の1時間は理論の講義が行われます。クラスは初級と中級があり、初級は講師の先生から東洋医学の基礎理論を復習します。中級はゼミ形式となり、受講生それぞれがテーマ(症状)をもって調べ、それを先生を交えながら討議することで、より深く東洋医学を研究していきます。

後半の2時間半は少人数に分かれて実技が行われ、それぞれの班に講師が付いて、ほぼマンツーマンに近い状態で指導に当ります。初級、中級、上級の3クラスに分けられており、どなたも先ずは初級コースから始まり、基本が出来た方は上のクラスへと進むことが出来ます。初級といっても、班ごとに同じぐらいのレベルの受講生を集めていますので、有資格者には有資格者なりの、1年生には1年生なりの初級実技を指導します。基本は非常に大事だと当会では考えています。どんな方でもまずは初級を受けて頂き、基礎をしっかり固めた上で先に進んで頂きたいと考えていますので、その点はご了承ください。

鍼灸臨床講座・2023年度の募集は終了いたしました

臨床力を高め、独立開業できる鍼灸師へ
6月開講!全8回(毎月第3日曜 2023年6月~2024年1月予定)
日本の伝統鍼灸である経絡治療を基本に、脈診と東洋医学的な身体所見の診方をしっかり学び、幅広い病態に対応できる臨床的な理論と技術の習得が、当講座のテーマです。40年の実績を誇るカリキュラムのもと徹底した少人数制で、「臨床力の高い信頼される鍼灸師」を育成。受講終了後の独立開業をめざします。基礎から学びたい有資格者はもちろん、卒業後すぐに開業をめざす鍼灸学生もふるってご参加ください。
5/21に無料説明会を行いますので、お気軽にご参加ください。

無料説明会について(終了しました)

    • 日時 2023年5月21日(日) 10:00~12:00
    • 会場 おおとり会館 JR大森駅東口徒歩5分 大田区大森北1-15-12
    • お申し込み締切り 5月12日(日)
    • 参加費 無料
    • 内容 講義「脈診の臨床での活用法」宮下宗三
      実技供覧「切診を生かした全身治療の実際」手塚幸忠
    • お申し込み 鍼灸臨床講座説明会申込フォーム
    • お問い合せ 新医協鍼灸臨床講座事務局  sinikyo.kouza@gmail.com

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